なぜ投資が必要なのか

つみたてNISA

金融庁の「市場ワーキング・グループ」は老後30年で

約2000万円が不足していると試算しています。

これはニュースなどで取り上げられ

記憶にある方も多いと思います。

大卒者の定年退職者(勤続20年以上の45歳以上の退職者)の平均退職金額は

2017年で1788万円となっています。

退職金で老後を過ごそうと思っても足りないということになります。

退職金だけでは老後の不安は解消できないわけですから

今から老後を意識して生活していかなければなりません。

貯金をして老後に備える方が大半であると思いますが、

持っているお金を増やすとなると

高金利の定期預金に預けたとしても年0.2%程度しか増えません。

これは100万円を1年間預けたとすると2000円増えることになります。

しかし、インデックスファンドに長期間投資するのであれば

年平均利回り4%程度になります。

定期預金の20倍です。

もちろん投資するということは暴落など株価が下落するリスクはあります。

しかし、長期間アメリカのS&P500に20年間投資すると

リーマンショックなどの大暴落を含めた期間であっても

資産がマイナスになる20年間はありません。

また、貯金は必ずしも安全ではありません。

日本円で貯金をしているということは

日本円に投資しているということになります。

最近は円安もあり物価高になっています。

現在のドル/円は約135円。

2000年は約100円。

最も円高だった2011年は76円です。

円の価値も日々変化していて円の価値が半分近くになっている場合もあります。

食料品の値段が変わらなくても

大きさが小さくなっていたり、内容量が減っていると感じませんか?

1円が今までの1円の価値がなくなっていくことになるため

貯金だけでは物価高には対応できないのです。

株式などの投資を行っていると物価が上がったとしても

株価も上がっていれば資産は増えます。

投資はインフレに対して強いです。

投資と聞くと

「ギャンブルなんじゃないか。」

「失敗したら借金まみれ」

「詐欺に遭う」

というイメージがある方もいると思います。

これらは投資を理解していないから起きます。

みなさんのイメージしているものは投資ではなく投機です。

一か八かだから損するし、詐欺にも遭います。

まずは投資とは何か理解しましょう。

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